今回、紹介したい映像作品は「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
気になるあらすじ
西暦2029年。
人類とスカイネット率いる殺人機械群の戦いは、人類の勝利に終わった。
窮地に陥ったスカイネットは、ジョン・コナーの母サラ・コナーを殺害することで彼の存在自体を抹消すべくタイムマシンでターミネーターT-800を1984年に送り、人類側もそれを阻止すべく志願したカイル・リースが送り込まれることになる。しかし、スカイネットは人類側に刺客を紛れ込ませており、タイムトラベルに立ち会っていたジョンは背後から刺客に襲われてしまう。
カイルはタイムマシンを出てジョンを助けようとするが、既にタイムトラベルのシークエンスが始まってしまっており止めることはできず、カイルは1984年に転移する。転移中、カイルは「ジェニシスがスカイネットだ。起動すると審判の日が始まる。その前に殺せ。」「審判の日は2017年」と、子供の頃の自分が語りかけてくるという謎の光景を見る。
1984年に到達したカイルを待っていたのは、液体金属ターミネーターT-1000の襲撃だった。予想外の窮地へ追い込まれたカイルを助けたのは、屈強な女戦士となっていたサラと、彼女に「おじさん」と呼ばれる中年姿のT-800(守護者)だった。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : SFアクション
主演 : アーノルド・シュワルツェネッガー
再生時間 : 125分
3つの楽しみポイント
①アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにターミネーター役に復帰した作品
シュワルツェネッガーは、老いた姿のT-800(守護者)として、サラ・コナーを護るために過去から送り込まれたカイル・リースと共に戦います。
シュワルツェネッガーの迫力あるアクションや、彼の持ち味であるユーモアが楽しめます。また、過去のシリーズ作品との繋がりやオマージュも多くあり、ファンにはたまらない作品です。
②タイムトラベルやパラレルワールドというSF要素が盛り込まれた複雑なストーリー
1984年に送り込まれたカイル・リースが目撃した過去は、彼が知っている過去とは異なっており、新たな時間軸が生まれていました。
その原因は、スカイネットがジョン・コナーを改造した新型ターミネーターT-3000によるものでした。カイルとサラは、2017年に起動する「ジェニシス」と呼ばれるシステムがスカイネットであることを知り、それを破壊するためにタイムトラベルします。
しかし、そこでもT-3000の追撃を受けます。
この映画は、時間軸や設定が変わっても変わらないものは何かというテーマを探求しています。
③主人公たちのキャラクターや関係性にも注目できる作品
サラ・コナー役は、「ゲーム・オブ・スローンズ」でブレイクしたエミリア・クラークが演じています。
彼女は幼少時にT-1000の襲撃によって両親を失い、守護者の保護と教育を受けて育ちました。そのため、強くて勇敢な女戦士となっていますが、同時に孤独や不安も抱えています。カイル・リース役は、「ダイ・ハード\u3000ラスト・デイ」のジェイ・コートニーが演じています。
彼はジョン・コナーからサラ・コナーを守る任務を受けてタイムトラベルしますが、到着した過去は予想外のものでした。
彼は自分の運命や記憶に疑問を抱きつつも、サラと共に戦っていきます。ジョン・コナー役は、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」のジェイソン・クラークが演じています。彼は人類反乱軍のリーダーとして戦っていましたが、スカイネットによってT-3000へ改造されてしまいました。彼は自分の母であるサラや、父であるカイルを殺そうとします。
この映画は、彼らの感情や葛藤にも深く切り込んでいます。
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視聴方法