今回、紹介したい映像作品は「ワイアット・アープ」
気になるあらすじ
物語の始まりでは、若き日のワイアット・アープがアメリカ・アイオワで農場主で弁護士の父ニコラス・ポーター・アープのもと、家族の絆と正義を学びながら成長します。
南北戦争に従軍したいと願うも、父に止められます。兄たちが戦場から帰還し、家族はカリフォルニアへ移住することになります。
物語の展開では、成長したワイアットは法律を学び、愛するウリラ・サザーランドと結婚しますが、彼女は腸チフスで亡くなります。
失意のワイアットは放浪の旅に出ますが、馬を盗んで逮捕され、父によって保釈されます。
その後、カンザスでバッファローハンターとして働き始め、ウィチタで保安官補としての道を歩み始めます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : 西部劇
主演 : ケビン・コスナー
再生時間 : ディレクターズカット版で211分という長編
3つの楽しみポイント
①ケビン・コスナーの熱演
ケビン・コスナーが主演を務めるだけでなく、製作も兼任しており、彼の情熱が作品全体に溢れています。
ワイアット・アープという伝説的な人物を深く掘り下げた彼の演技は、観る者を西部の世界へと引き込みます。
② 史実に基づいたストーリーテリング
映画はワイアット・アープの生涯を丁寧に描き出しており、史実に忠実なストーリーテリングが評価されています。
西部劇ファンだけでなく、歴史に興味がある観客にとっても魅力的な内容となっています。
③豪華なキャストと製作陣
ケビン・コスナーの他にも、デニス・クエイド、ジーン・ハックマン、イザベラ・ロッセリーニなど、実力派俳優が多数出演しています。
また、ローレンス・カスダンの監督のもと、細部にわたるこだわりが感じられる作品となっています。
関連動画
視聴方法
史実としてのワイアット・アープ
ワイアット・アープは、アメリカ西部開拓時代の保安官で、特に「OK牧場の決闘」として知られる事件で有名です。
彼は1848年3月19日に生まれ、1929年1月13日に亡くなりました。
若い頃はバッファロー狩りで生計を立て、その後、カンザス州ウィチタやドッジシティで保安官を務めました。
アリゾナ州トゥームストーンで連邦保安官補佐に就任し、1881年10月26日に起きたO.K.コラルの決闘で知られるようになりました。
この決闘では、アープ兄弟とクラントン兄弟をはじめとするカウボーイズとの間で銃撃戦があり、アープ兄弟は無罪となりました。
晩年はロサンゼルスに定住し、西部開拓時代の伝説的な人物として知られるようになりました。