今回、紹介したいゲーム作品は「零 月蝕の仮面」
気になるゲーム内容
ゲーム「零 ~月蝕の仮面~」は、テクモのホラーアクションアドベンチャーシリーズ「零」の第4作目です。
主人公は、ピアノを学ぶ少女の水無月流歌と、彼女の友人である麻生海咲と月森円香の3人です。
彼女たちは、幼少期に朧月島という孤島で神隠しに遭い、その記憶を失っています。
十年後、神隠しに遭った少女のうち二人が相次いで死んだことをきっかけに、彼女たちは朧月島に再び向かいます。
そこで彼女たちは、射影機と呼ばれる特殊なカメラを手に入れ、そのカメラで霊を撮影しながら、島の謎を解き明かしていきます。
しかし、島には、月蝕の仮面と呼ばれる呪いによって死んだ少女たちの怨霊が彷徨っており、彼女たちは次第に恐怖に陥っていきます。
知りたいゲームジャンル
ジャンル : 和風ホラーアクションアドベンチャー
Wii:2008年~
Nintendo Switch、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Steam用のリマスター版:2023年~
3つの楽しみポイント
①Wiiリモコンを使った独自の操作感
本作では、Wiiリモコンを射影機のように持って、霊を撮影することができます。
霊の位置に合わせてリモコンを動かしたり、シャッターを切ったりすることで、まるで自分がカメラマンになったような感覚を味わえます。
また、リモコンからは霊の声や呼吸などの音が聞こえてきたり、霊に触れると振動したりすることで、臨場感や恐怖感が高まります。
Wiiリモコンを使った操作は、ホラーゲームにおいて新しい体験を提供してくれます。
②キャラクターごとに異なる視点とストーリー
本作では、主人公の水無月流歌をはじめ、麻生海咲や月森円香など、複数のキャラクターを操作することができます。
それぞれのキャラクターは、朧月島で神隠しに遭った過去を持ち、その記憶を取り戻すために島を探索します。
しかし、キャラクターによって見える霊や聞こえる音、発見できるアイテムなどが異なります。また、キャラクターの性格や感情もストーリーに影響します。
例えば、流歌はピアノを弾くことができるので、ピアノに関する謎を解くことができますが、海咲はピアノが苦手なので、その謎には気づきません。キャラクターごとに異なる視点とストーリーは、プレイヤーに多様な楽しみ方を提供してくれます。
③美しいグラフィックと音楽
本作は、Wiiで発売された2008年の作品ですが、そのグラフィックは当時としては非常に美しいものでした。
特に、月明かりに照らされた朧月島の風景や、古びた洋館の内装などは、細部まで丁寧に描かれています。
また、リマスター版では、グラフィックやフレームレートがさらに向上しており、現世代機でも十分に楽しめるレベルになっています。
音楽に関しても、本作は非常に優れています。
特に、流歌がピアノを弾くシーンや、月蝕の仮面のテーマ曲などは、美しくも悲しい旋律が印象的です。
音楽は、物語の雰囲気や感情を高める効果があります。
関連動画
ソフト