今回、紹介したい映像作品は「ハッピー フィート」
気になるあらすじ
南極を舞台に、コウテイペンギンたちは美しい歌声で相手を見つけて生活しています。しかし、マンブルという子ペンギンは、歌が音痴で、代わりにタップダンスが得意です。
マンブルは、学校でいじめられたり、長老から追放されたりしますが、グローリアという美声のペンギンに惹かれています。
マンブルは、魚が減っている原因を探るために、南極を旅します。途中で、アデリーペンギンの仲間や、ロックスターのラブレイスと出会います。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファミリー
原作 : アメリカとオーストラリアの共同制作のオリジナルアニメーション映画
放送開始 : 2006年~
3つの楽しみポイント
①ペンギンたちの歌声が素晴らしい
この映画では、ペンギンたちは自分の心の歌で相手に求愛するという設定になっています。そのため、有名な歌手のヒット曲をペンギンたちがカバーして歌っています。例えば、ニコール・キッドマンが歌う「キッス」やヒュー・ジャックマンが歌う「ハートブレイク・ホテル」などは、オリジナルとは違った魅力があります。また、プリンスが書き下ろした主題歌「Song of the Heart」も感動的です。
②マンブルのタップダンスが圧巻
マンブルは音痴なので、歌ではなくダンスで自分を表現します。そのダンスは、実際にタップダンサーのサヴィオン・グローヴァーがモーションキャプチャーで演じたものをCGで再現したものです。2そのため、ペンギンの姿ながらも人間の動きとリズム感があります。特に、水族館で“エイリアン”(人間)に見つめられるシーンでのタップダンスは、孤独と希望を表現していて感動します。
③環境問題へのメッセージが強い
この映画では、ペンギンたちが魚不足に悩まされています。その原因は、“エイリアン”(人間)が南極で過剰な漁業を行っていることです。マンブルは、“エイリアン”とコミュニケーションを取ろうと奮闘しますが、なかなか理解されません。しかし、最終的には、“エイリアン”たちがペンギンたちのダンスを見て感動し、漁業を規制することになります。3この映画は、人間と動物との関係や自然環境の保護について考えさせられる作品です。
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視聴方法