今回、紹介したい映像作品は「殺戮の天使」
気になるあらすじ
13歳の少女・レイチェル・ガードナーが、目覚めたら地下の施設に閉じ込められているところから始まるアニメです。彼女はそこで、死神を自称する殺人鬼・ザックと出会います。ザックはレイチェルに自分を殺すことを約束しますが、その代わりに彼女に協力して地下から脱出することを要求します。アニメは、レイチェルとザックが地下の各階で様々な試練や敵と対峙しながら、互いの過去や秘密を明らかにしていくという物語
ゲーム版とアニメ版との違いもあります。
アニメはゲームよりも話数が少ない:
ゲーム版は全4章で構成されていますが、アニメ版は全16話で完結しています。そのため、アニメ版ではゲーム版に比べてストーリーの展開が早く、一部のシーンやセリフがカットされている場合があります。
アニメはゲームよりもグロテスクな描写が少ない:
ゲーム版では、殺人鬼たちの残虐な行為や死体の描写が多く、血飛沫や内臓などが画面に表示されます。アニメ版では、そのような描写はぼかしたり暗くしたりして、あまり見せないようにしています。
アニメはゲームよりもキャラクターの感情表現が豊か:
ゲーム版では、キャラクターの表情は静止画で表示されるため、感情の変化が分かりにくい場合があります。アニメ版では、キャラクターの表情や声や動きで感情を表現しており、よりキャラクターに感情移入しやすくなっています。
アニメはゲームと一部の設定や展開が異なる:
ゲーム版とアニメ版では、一部のキャラクターの設定やストーリーの展開が異なっています。例えば、ゲーム版ではレイチェルとザックはビルから脱出した後に別れますが、アニメ版では一緒に逃走します。
また、ゲーム版ではレイチェルは自分を殺すことを望んでいるだけですが、アニメ版では自分を殺すことだけでなく、自分を愛してくれることも望んでいます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ホラー
原作 : ゲーム
放送開始 : 2018年~
3つの楽しみポイント
①サイコホラー
アニメは、殺人鬼たちが仕掛けた罠や拷問、レイチェルとザックの過去や秘密など、サイコホラーの要素が満載です。視聴者は、レイチェルとザックが地下から脱出するためにどんな試練に立ち向かうのか、そして彼らがどんな結末を迎えるのかにハラハラドキドキしながら見ることができます。
②キャラクター
アニメは、レイチェルとザックをはじめとする個性的で魅力的なキャラクターたちが登場します。レイチェルは感情を失った少女で、ザックは殺人鬼でありながら純真な青年です。彼らは歪な約束を交わしながらも、互いに信頼し合っていきます。また、ビルの各階に住む殺人鬼たちも、それぞれに過去や動機があり、単なる悪役ではありません。
③演出
アニメは、ゲーム版を忠実に再現しつつも、アニメならではの演出で物語を盛り上げています。例えば、キャラクターの表情や声や動きで感情を表現したり、音楽や効果音で緊張感や恐怖感を高めたり、色彩や光で雰囲気を作り出したりしています。また、ゲーム版では語られなかった一部のシーンや設定も追加されており、ゲーム版を知っている人も新鮮に楽しめます。
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視聴方法