今回、紹介したい映像作品・マンガは「東京喰種トーキョーグール:re」
気になるあらすじ
2018年にstudioぴえろ制作でテレビアニメ化され、第3期と最終章の2クールに分けて全24話が放送されました。
作品は、人間を捕食する怪人・喰種と人間との戦いを描いたダークファンタジーです。前作で半喰種となった主人公・金木研は、記憶を失って喰種対策局(CCG)の捜査官として活動しています。
第3期では、金木はクインクス班と呼ばれる半喰種の部隊を率いて、オークションやロゼなどの喰種集団と対峙します。その過程で、かつての仲間や敵と再会し、自分の過去や本当の自分に気づいていきます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ダークファンタジー
原作 : 石田スイさんのマンガ
放送開始 : 2018年~
3つの楽しみポイント
①金木研の人格の変化
作品では、金木研の人格が大きく変化していきます。第3期では、記憶を失って冷静で優秀な捜査官となった金木ですが、次第にカネキというもう一つの人格が表に出てきます。カネキは、前作で喰種として生きることを選んだ金木の本来の人格であり、喰種としての力や感情を持っています。金木は、カネキと対話したり、彼の記憶を取り戻したりしながら、自分自身を探していきます。最終章では、竜事件でカネキが覚醒した後、金木は喰種としての自分を受け入れることになります。しかし、それは同時に人間としての自分を否定することでもあります。金木は、自分の居場所や生き方を模索しながら、様々な困難に立ち向かっていきます。
②喰種と人間との関係
作品では、喰種と人間との関係が深く掘り下げられています。喰種は人間を食べることで生きており、人間は喰種を駆逐することで安全を守ろうとします。そのため、両者は互いに敵対し、理解し合うことができません。しかし、作品では、喰種も人間もそれぞれに感情や思いやりや友情や愛情を持っており、互いに共感し合う場面もあります。例えば、半喰種であるクインクス班のメンバーは、喰種と人間の両方の視点から物事を考えることができます。また、黒山羊では、喰種と人間が協力して戦う姿が見られます。作品では、喰種と人間との関係について様々な問題提起や考察がなされています。
③アクションシーンやキャラクターの魅力
作品では、アクションシーンやキャラクターの魅力も見どころです。喰種は赫子と呼ばれる特殊な武器を使って戦いますが、その形や能力は個々に異なります。例えば、金木の赫子は赫眼(かぐがん)と呼ばれる目だけが赫子化する珍しいタイプであり、触手状に伸びたり刃物状に変形したりします。また、旧多の赫子は蛇状になって相手を絞め殺したり毒液を吐いたりします。作品では、様々な赫子を使った迫力ある戦闘シーンが展開されます。また、作品に登場するキャラクターも個性的で魅力的です。例えば、トーカは元々は強気で好戦的な喰種でしたが、金木やヒデなどの人間と触れ合うことで優しさや女性らしさを見せるようになります。また、亜門は元々は喰種を憎んでいた捜査官でしたが、半喰種となったことで喰種の苦しみや感情を理解するようになります。作品では、キャラクターの成長や変化が描かれています。
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視聴方法