今回、紹介したい映像作品・マンガは「Fate/EXTRA Last Encore」
気になるあらすじ
月の内部にあるスーパーコンピューター「ムーンセル」が作り出した仮想世界「SE.RA.PH」で、聖杯戦争と呼ばれる英霊と魔術師の戦いが行われている。
主人公の岸浪ハクノは、記憶を失っているが、剣の英霊セイバーと契約し、聖杯戦争に参加することになる。
ハクノとセイバーは、SE.RA.PHの各階層にいるフロアマスターと戦いながら、最上階にあるムーンセルの中枢を目指す。
しかし、SE.RA.PHは異変によって崩壊しつつあり、各階層は独自のルールや歴史を持つようになっていた。
ハクノは、自分の過去や目的を探りながら、セイバーや他のマスターやサーヴァントたちと出会い、別れ、戦い、成長していく。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファンタジー
原作 : ゲーム
放送開始 : 2018年~
3つの楽しみポイント
①原作ゲームとは異なる展開
原作ゲーム「Fate/EXTRA」は、聖杯戦争の参加者が7人のマスターとサーヴァントで、1対1の戦闘で勝ち残っていくというシステムでした。しかし、アニメでは、聖杯戦争が破綻し、各階層にフロアマスターと呼ばれる強力な敵が待ち構えています。また、原作ゲームでは選択肢によって変化するストーリーやエンディングも、アニメでは一つのルートに絞られています。そのため、原作ゲームをプレイしたことがある人でも、新鮮な驚きや感動が味わえます。
②シャフトによる美麗な映像
アニメーション制作を担当したシャフトは、「魔法少女まどか☆マギカ」や「〈物語〉シリーズ」などで高い評価を得ているスタジオです。彼らは「Fate/EXTRA Last Encore」の世界観やキャラクターを見事に表現しました。特に、サーヴァント同士の激しい戦闘シーンや、ムーンセルの中枢へと至る壮大なスケールのシーンでは、細部までこだわった作画や色彩、光と影の演出などが目を引きます。また、音楽も神前暁が担当し、映像と相まって感情を揺さぶります。
③奈須きのこによる深い物語
シナリオを担当した奈須きのこは、Fateシリーズの原作者であり、数々の名作を生み出してきたクリエイターです。彼は「Fate/EXTRA Last Encore」の物語にも、自身の独創性や哲学性を盛り込んでいます。主人公ハクノは、自分の記憶や願いがないという特殊な存在であり、その正体や運命に関する謎が物語を通して明かされていきます。また、ハクノとセイバーの関係や、他のマスターやサーヴァントたちの思惑や感情も重要な要素となっています。物語は複雑で難解な部分もありますが、それだけに考察や感想を楽しむことができます。
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視聴方法