今回、紹介したい映像作品は「劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] I.presage flower」
気になるあらすじ
魔術師と英霊が聖杯をめぐって戦う「聖杯戦争」が始まった冬木市。魔術師の遠坂凛と同盟を結んだ衛宮士郎は、彼を慕う間桐桜を自宅に泊めることにする。しかし、桜には士郎が知らない秘密が隠されていた。桜は魔術師の一族・間桐家の養女であり、凛のサーヴァント・アーチャーの正体は士郎の未来の姿だった。桜は自分の中に眠る闇と戦いながら、士郎に想いを寄せるが、彼はセイバーと惹かれ合っていく。やがて、桜の兄・慎二がサーヴァント・ライダーのマスターであることが判明し、士郎は桜を守るために慎二と対決することになる。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファンタジー
原作 : 人気ゲーム「Fate/stay night」の3つのルートのうちのひとつである「Heaven’s Feel」
放送開始 : 2017年~
3つの楽しみポイント
①士郎と桜の切ない恋物語
士郎は桜を守りたいと思っていますが、桜には重い秘密があります。桜は魔術師の家系である間桐家に養子として引き取られ、酷い仕打ちを受けてきました。そのため、自分には幸せになる資格がないと思っています。士郎と桜はお互いに惹かれ合いますが、聖杯戦争や間桐家の因縁によって試練に直面します。士郎は桜を救うために自分の信念を揺るがされ、桜は士郎を失いたくないという思いと自分の暗い運命との間で苦悩します。二人の恋は悲劇的な展開を迎えますが、それでも最後まで愛し合う姿は感動的です。
②ufotableによる美麗な映像:
アニメーション制作を担当したufotableは、「空の境界」や「Fate/Zero」などで高い評価を得ているスタジオです。彼らは「Heaven’s Feel」ルートのダークで重厚な雰囲気を見事に表現しました。特に、サーヴァント同士の激しい戦闘シーンや、桜の心理描写を伴うシーンでは、細部までこだわった作画や色彩、光と影の演出などが目を引きます。また、音楽も梶浦由記が担当し、映像と相まって感情を揺さぶります。
③原作ファンも満足できる内容
原作ゲームでは3つのルートがありますが、「Heaven’s Feel」ルートは最後にプレイできるルートであり、聖杯戦争の真相やキャラクターたちの過去などが明かされるルートです。そのため、原作ファンにとっても見逃せない内容です。映画では原作ゲームのストーリーを忠実に再現しつつも、必要なカットや追加シーンなどを適切に行っています。また、原作ゲームでは登場しなかった「Fate/Zero」のキャラクターや設定も登場し、世界観や物語の深みを増しています。
関連動画
視聴方法