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【おすすめ方世玉映画】少林寺 復讐の飛龍

今回、紹介したい映像作品は「少林寺 復讐の飛龍

少林寺 復讐の飛龍拳

 

 

気になるあらすじ

物語は清王朝時代の乾隆帝の御世から始まります。

陳総舵主率いる反清復明を目指す組織「紅花会」が謀殺され、方世玉の養父である陳総舵主が副官の白眉によって命を落とします。

方世玉は紅花会の令牌を持ち、総舵主の義理の息子として、敵討ちの機会をうかがっています。

同時に、乾隆帝がお忍びで妓楼の万花楼を訪れるという情報が入り、方世玉は皇帝暗殺のために万花楼に向かいます。

 

原題は「方世玉之盖世英雄/NEW FANG SAK YOK」です。

日本題名が悪意があり、少林寺映画のようなタイトルなため思っていたものと違ってげんなりした人も多いかもしれません。

 

本作は方世玉の作品の中で変化球ものではなくストレートなストーリー構成ですので、世界観に慣れていない方でもご視聴できる作品だと思います。

少林寺とは関係なく、復讐ものであるだけで付けられたタイトルがひどいと思いますが、方世玉が少林拳を使うからと自分の中で納得しました。

 

ちなみに子役の時のシー・ミャオがめちゃくちゃかわいかった時の「新・少林寺伝説」も紹介しています。

taiho0305.hatenablog.com

 

そして、ジェット・リーとのシリアスなアクション映画もこなしている「D&D 完全黙秘」も紹介致します。

taiho0305.hatenablog.com

 

 

知りたい映像作品ジャンル

ジャンル   : 武侠小説アクション

主演     : シェー・ミャオ

再生時間   : 86分

 

 

3つの楽しみポイント

①アクションの超絶スローリーワイヤーアクション

カンフースターのシェー・ミャオを主演に迎え、ワイヤーアクションが圧巻です。

少林拳で数々の刺客を撃破する方世玉の戦いは見応え十分です。
リ・リーミン監督の作品は本作含めて3作ほど観ているのですが、ワイヤーアクションを利用したスロー演出で動きを魅せる演出を好む監督という印象があり、本作も多く使用されております。

中国武術大会で優勝経験もあるシェー・ミャオにはジェット・リーと共演していた時のようなスタイリッシュなアクションのほうが映えると思っていますが、グリーン・デスティニーよりのアクションも良いかなぁと思いました。

 

② 方世玉の成長と復讐の物語

方世玉は養父の仇敵である白眉に近づくため、紅花会の令牌を持ち、敵討ちの機会をうかがいます。

彼の成長と復讐の過程が物語の中心です。

ジェット・リー版と違い、復讐を重点に置いた物語ではありますが方世玉の感情面が変わっていく様を観ていただければと思います。

 

③リー・リーミン監督の手腕

「イップ・マン 宗師」のリー・リーミン監督が本作を手掛けており、カンフーアクションの演出にスロー演出等の緻密さがあります。

シェー・ミャオのようなしなやかな動きと剛の動きの緩急が素晴らしい方の場合は良さを殺していますが、それとは別で復讐心を秘めている演技が得意なシェー・ミャオの良さが引き立っていました。

 

関連動画

 

 

視聴方法

 

少林寺 復讐の飛龍拳

少林寺 復讐の飛龍拳

  • シェー・ミャオ
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方世玉について

方世玉(ほう せいぎょく、フォン・サイヨク)は、清代の武侠小説『乾隆游江南』(聖朝鼎盛萬年青)、『少林小英雄』、『万年青』などに登場する伝説的な武術家です。

創作上の人物でありながら、実在したかのように語られ、さまざまな小説、映画、ドラマの題材となっています。

彼は広東省肇慶の出身で、幼少期から母から武術の訓練を受け、福建少林寺で修行を積みました。

下山後は民衆を苦しめる悪人たちと戦い、人々から尊敬を集めましたが、清朝政府による福建少林寺焼き討ちの際に若くして死亡してしまいました。

 

少林拳

方世玉は少林寺で修行したため、少林拳法の基本技術を習得していました。

これには拳、脚、掌、肘、膝などの多彩な打撃技術が含まれています。


内家拳

方世玉は内家拳(内功拳法)も習得していました。これは、内部のエネルギーを活用する技術で、柔軟性、バランス、力の制御を重視します。


剛柔相济

方世玉は剛柔相济(ごうじゅうそうせい)の原則を実践していました。

これは、柔軟性と力強さを組み合わせることで、相手に対して効果的な攻撃と防御を行う方法です。


兵器術

方世玉は刀、剣、棍棒などの兵器術にも長けていました。

これらの武器を使って戦うことで、彼の戦闘スタイルは多様でした。

 

ジェット・リーも演じた役柄

「格闘飛龍 方世玉」という作品を1992年にジェット・リーも演じています。

物語は清王朝時代の乾隆帝の御世から始まります。

実は漢民族の血をひく帝は夜な夜な暗殺の悪夢にうなされ、ついに心配の種を取り除く決心をします。

物語は河南で展開され、少林寺の達人で女丈夫の母、苗翠花(ジョゼフィン・シャオ)と、硬骨漢として通る父方(チュウ・コン)を親に持つ、染め物屋の一人息子で町の若頭として通る方世玉(ジェット・リー)が、見知らぬ美女(ミシェル・リー)と知り合う場面から始まります。