今回、紹介したい映像作品は「新・少林寺伝説」
気になるあらすじ
清朝の時代、中国。朝廷は敵対する少林寺の内通者に、ハン・カーロ(ジェット・リー)の一族を殺害させました。
少林寺最強とうたわれるハン・カーロは生き延びたものの、一人息子のマンティンを連れ、7年におよぶ逃亡生活を送ることとなります。
子役のシー・ミャオがいい味を出している作品で、ジェット・リーとの親子の掛け合いがものすごく面白いです。
また、敵が怪人のため特撮好きも楽しめる作品だと思います。
ジェット・リーの槍捌きがカッコよく、ストーリー構成もわかりやすく、飽きさせないコメディ要素も盛り込まれているので本作品は秀才だと思います。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : アクション
再生時間 : 95分
3つの楽しみポイント
①アクションとカンフーの見どころ
この映画はジェット・リーが主演し、少林寺の修行やカンフーのアクションが見どころです。
また、シー・ミャオのY字バランスをとるシーンや、子供たちのカンフー技術は圧巻です。
② 親子鷹アクションとギャグのバランス
ジェット・リーと子役のシー・ミャオが息の合った親子鷹アクションを披露しています。
また、顔色ひとつ変えないギャグも楽しめるポイントです。
③独特な雰囲気と楽しさ
アクションとコメディのバランスが取れており、独特な雰囲気で楽しめます。
親子の絆や秘密の財宝を巡る冒険が展開され、笑いと感動が詰まった作品です。
関連動画
視聴方法
洪熙官(ハン・カーロ)とは
●基本情報
ハン・カーロ(洪熙官)は、中国の清代に実在した伝説的な武術家で、少林寺で拳法を学び、洪家拳の基礎を築いたとされています。
彼は方世玉、方孝玉、方美玉兄弟とともに少林十虎の一人であり、また少林五祖の一人ともされています。
彼は「反清復明(清を滅ぼし明を復興する)」運動を支えた英雄として多くの映画やドラマで取り上げられ、数々の功夫スターが彼を演じてきました。
早年と少林寺での修行: 洪熙官は元々茶商でしたが、避難のために南少林寺に身を寄せ、そこで武術を学びました。
彼は少林寺で少林拳法の基礎を築き、少林俗家弟子の一人となりました。
●武術スタイル
彼の武術スタイルは、少林寺の伝統的な技術をさらに発展させ、より実戦的な「洪拳」を創始したとされています。
夺命索喉枪(だつめいさくこうそう):
この武器は「喉を絞める索」を意味し、洪熙官が使ったとされるものです。
ただし、実際の歴史的な存在ではありません。
洪拳(洪家拳):
洪熙官は洪拳として知られる武術スタイルを創始しました。
洪拳は拳法の基礎をさらに発展させ、実戦的な技術を含んでいます。
洪家拳
強く俊敏な馬(足腰):
洪家拳は強力で俊敏な足の運びを特徴としています。
この特性は攻撃や防御において重要です。
力強く精妙な橋手(前腕技術):
洪家拳の橋手は力強く、精妙な技術を持っています。
これにより、敵の防御をこじ開け、正面突破の攻撃を行うことができます。
虎爪による禽拿:
虎爪(こそう)と呼ばれる手の形を使って、相手の攻撃を受け流し、死角を攻める巧妙さを持っています。
鉄線拳(てっせんけん):
内功を鍛えるために行われる鉄線拳は、外面的な攻防技法とともに橋手を内面的に鍛えるためにも用いられます。
また、健康のためにも行われる養生の型でもあります。