今回、紹介したい映像作品は「小さき勇者たち〜ガメラ〜」
気になるあらすじ
美しい海が広がる三重県伊勢志摩。
1973年、ガメラはギャオスの群れと戦い、自爆し相打ちとなります。
この壮烈な戦いを目撃した人々は、ガメラが自爆して人間を守ってくれたと思いました。
その中にまだ子供だった相沢孝介の姿がありました。
時は流れ、33年後の2006年、孝介と息子・相沢透は母親を亡くして初めての夏休みを迎えました。
緋島に赤い光を目にした透は、1人緋島に泳いで渡りました。
赤い光が放たれる場所に行くと、そこには赤く光る石の上に乗った小さな卵がありました。
卵を手に取ると、ひびが入り、中から小さな可愛いカメが誕生しました。
透はそのカメを「トト」と名づけて可愛がり、母を亡くした淋しさを紛らわせました。
透の家で食堂を経営しているので、ペットは一切禁止でした。
透は父・孝介の目に触れないように、自分の部屋にトトを隠します。
ある日、突然、トトが空中に浮かび上がりました。透も驚きましたが、偶然、目撃した隣の真珠店の娘・西尾麻衣も驚きます。
透は友達にもトトを紹介し、大人には内緒でトトを育てます。
しかし、トトの生態に不安を覚えた麻衣は、トトが33年前に出現した怪獣ガメラではないかと危惧します。
麻衣の指摘を透は否定しましたが、懐いたトトの成長は極めて速く、あっという間に1メートルを越えてしまいました。
透は麻衣や友達と共に、トトを浜辺の秘密基地に隠します。
しかし、再び襲来した怪獣ジーダスに立ち向かうため、トトは巨大なガメラへと成長することになります。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : アクション
主演 : 富岡涼
再生時間 : 96分
3つの楽しみポイント
①感動の友情と成長の物語
本作は母を亡くした少年・透と、彼が育てた子供のガメラ「トト」との友情を中心に描いています。
親子の絆や命の尊さなど、家族に共感できる要素が詰まっています。
ガメラと人間の成長物語が、子供から大人まで楽しめるポイントです。
② 特撮と実物のケヅメリクガメ
本作は特撮映画であり、ガメラと怪獣の戦闘シーンが見どころです。
実物のケヅメリクガメを使用して、子供ガメラ「トト」の撮影が行われました。
CGを加えてリアルな映像が作り上げられています。
③子供向けのエンターテインメント
監督は子供向け特撮作品を手がけてきた田﨑竜太氏。
富岡涼演じる透の純粋な演技や、命の大切さを伝えるセリフが心に残ります。
怪獣映画としてだけでなく、家族愛や勇気を描いた作品として楽しめます。
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視聴方法