今回、紹介したい映像作品は「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」
気になるあらすじ
西暦2030年の日本を舞台に、電脳化された社会で起こる複雑な犯罪に対抗する内務省直属の独立防諜部隊「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活躍を描いています。
物語は、6年前に起きた「笑い男事件」を中心に展開されます。
「笑い男事件」とは、セラノゲノミクス社の社長を誘拐した謎の犯人が、その後も様々な事件を引き起こしたことで呼ばれるようになった一連の劇場型犯罪です。
笑い男は、自分の顔を笑顔のマークで隠し、電脳ハッキングで人々の意識を操るという手口で、社会に対する批判や警告を発信していました。
続編
『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』:
2006年に放送された約105分の長編アニメ。草薙素子が公安9課を去ってから2年後の西暦2034年を舞台に、超ウィザード級ハッカー「傀儡廻」の追跡を描く。
2004年から2005年にかけて放送されたテレビアニメシリーズの第2期。前作から2年が経った西暦2032年を舞台に、国家間の対立やテロリズムなどの社会問題に公安9課が立ち向かう。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : SF
原作 : 士郎正宗さんのマンガ
放送開始 : 2002年~
3つの楽しみポイント
①緻密な世界観と社会派のテーマ
本作は、西暦2030年の日本を舞台に、電脳化された社会で起こる複雑な犯罪に対抗する公安9課の活躍を描いています。
電脳化という技術革新がもたらす利便性と危険性、人間のアイデンティティや集合意識の問題、政治的陰謀や軍事的脅威など、現実にも通じる社会派のテーマが多く取り上げられています。
また、作品の世界観は、原作漫画や映画版とは異なる独自の設定やデザインで構築されており、細部にまでこだわった描写が見どころの一つです。
②個性的なキャラクターと魅力的な声優陣
本作の主人公は、公安9課の隊長である草薙素子と、彼女の部下であるバトー、トグサ、イシカワ、サイトー、パズ、ボーマ、タチコマなどの個性的なキャラクターたちです。
彼らは、それぞれに過去や思想、能力や性格が異なりますが、仲間として協力し、事件を解決していきます。
また、彼らの声を担当した声優陣は、田中敦子、大塚明夫、山寺宏一、田中信夫、中田譲治、山口太郎、有本欽隆、玄田哲章、玉川紗己子など、豪華なメンバーが揃っています。
彼らの演技は、キャラクターの魅力を引き出し、作品の雰囲気を高めています。
③迫力のあるアクションと美麗な映像
本作は、公安9課が電脳犯罪やテロなどに対処するために、様々なアクションを繰り広げます。
銃撃戦や格闘技、カーチェイスやスナイピングなど、多彩なシーンがあります。
また、それらのシーンは、2Dアニメーションと3DCGを組み合わせた美麗な映像で表現されています。
特に、人工知能搭載の戦闘車両「タチコマ」の動きや、電脳ネットワークに存在する謎の存在「人形遣い」の姿などは、3DCGの技術を駆使して描かれています。
関連動画
視聴方法