今回、紹介したい映像作品は「曇天に笑う」
気になるあらすじ
明治11年、日本は政府に反感を持つ者たちが犯罪行為を繰り返し、監獄は囚人で溢れていました。
そこで政府は琵琶湖の中に脱獄不可能な監獄「獄門処」を作り、重犯罪者を送り込みました。
その護送の最終段階となる「橋渡し」を担当するのは、琵琶湖のほとりにある曇神社の曇天火、空丸、宙太郎という三兄弟でした。
彼らは神社の仕事をしながら、家族や仲間との絆を深めていきますが、やがて彼らの運命は大きく変わっていきます。
この時期、大津の空は300年に一度という長期の曇天が続いていました。
これは人々に災いをもたらすという大蛇が目覚める兆候でした。
大蛇は人間の負の感情につけ込んで体に入り込み、やがて完全に復活するというものでした。
その大蛇が宿る体を「器」と呼び、その器になる人間には候補がいて、それが代々大蛇と敵対していたり何らかの因縁を持つ者たちでした。
曇三兄弟の曇家は代々大蛇退治に関わっており、器候補でもありました。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : 壮絶兄弟愛ファンタジー
原作 : 唐々煙さんのマンガ
放送開始 : 2014年~
3つの楽しみポイント
①曇三兄弟の絆
このアニメの主人公は、曇神社の長男・天火、次男・空丸、三男・宙太郎という三兄弟です。
彼らはギフティアの回収をする仕事をしながら、家族や仲間との絆を深めていきます。
しかし、彼らにはそれぞれに過去や秘密があり、やがて大きな試練に直面します。
それでも、彼らは兄弟として、互いに支え合い、助け合い、笑い合います。彼らの兄弟愛は、視聴者の心に強く響きます。
②明治時代の世界観
このアニメは、明治時代の滋賀県を舞台にしています。
しかし、この時代は現実の歴史とは異なり、政府に反感を持つ者たちが犯罪行為を繰り返し、監獄は囚人で溢れていました。
そこで政府は琵琶湖の中に脱獄不可能な監獄「獄門処」を作り、重犯罪者を送り込みました。
この監獄への護送の最終段階となる「橋渡し」を担当するのが、曇三兄弟でした。
このアニメでは、明治時代の風俗や文化、武器や乗り物などが独自にアレンジされており、現代とは異なる魅力的な世界観を楽しむことができます。
③大蛇との戦い
このアニメのもう一つの大きなテーマは、大蛇との戦いです。
大蛇は人間の負の感情につけ込んで体に入り込み、やがて完全に復活するというものでした。その大蛇が宿る体を「器」と呼び、その器になる人間には候補がいて、それが代々大蛇と敵対していたり何らかの因縁を持つ者たちでした。
曇三兄弟の曇家は代々大蛇退治に関わっており、器候補でもありました。
そして大蛇退治のために組織された右大臣直属部隊「犲」のメンバーも器候補の人間で組織されていました。
かつては天火もこの犲の隊員でしたが、ある事件をきっかけに隊を抜けていました。
天火は自分が大蛇の器になっていることを知り、残された時間を弟たちと過ごそうとしていましたが、犲の隊長である安倍蒼世や他の隊員たちとの関係や葛藤、大蛇の影響で起こる様々な事件や事故に巻き込まれていきます。
やがて大蛇は完全に目覚め、人間と悪魔の戦いが始まります。天火は弟たちや仲間たちを守るために、最後の戦いに挑みます。
この戦いは、スリリングで壮絶で感動的で、視聴者を圧倒します 。
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視聴方法