今回、紹介したい映像作品は「勇者特急マイトガイン」
気になるあらすじ
突然の石油枯渇により、電気で走る鉄道が輸送の主役となった未来社会。
鉄道王「旋風寺コンツェルン」の若き総帥にして、頭脳明晰かつ運動神経抜群なヒーロー、旋風寺舞人は、社会を乱す悪と戦うため「勇者特急隊」を結成した。
超AIを搭載したロボットたちと共に、マイトガインに変形・合体し、ヌーベルトキオシティにうごめく悪党たちに立ち向かう。
しかし、舞人の父・旭が残した秘密や、ガインの兄弟・ブラックガインの存在など、次々と明らかになる謎にも直面することになる。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ロボット
原作 : オリジナル
放送開始 : 1993年~
3つの楽しみポイント
①鉄道車両がロボットに変形するという斬新なコンセプト
鉄道が世界の主要な交通手段となった未来社会を舞台に、主人公の旋風寺舞人が超AIを搭載したロボットたちと共に悪と戦っていきます。
列車からロボットへの変形シーンは玩具の手順通りに再現されており、ロボットのデザインもアニメならではのスマートさがあります。
鉄道ファンやロボットファンにはたまらない作品です。
②1960年代の日本映画界を象徴する無国籍活劇や1970年代のヒーロー物へのオマージュ
主人公の舞人は、頭脳明晰かつ運動神経抜群なヒーローであり、キザなセリフや痛快なアクションで敵を倒していきます。
また、舞人の名前やキャッチフレーズは、日活のスターであった小林旭にちなんでおり、小林の主演映画である『銀座旋風児』シリーズや、小林の愛称である「マイトガイ」に由来したものです。
昭和の香りが漂う作品です。
③メタフィクション的な演出
作中世界では、旋風寺コンツェルンによってアニメ化された本作品が放映中であり、ヒロインのサリーがそのセルの彩色アルバイトをしている場面があります。
また、最終回では、アニメの制作スタッフや声優陣が登場し、アニメの裏側や感想を語るという、異例の展開が見られます。
視聴者を驚かせる作品です。
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視聴方法