今回、紹介したい映像作品は「直球表題ロボットアニメ -STRAIGHT TITLE-」
気になるあらすじ
アニメ「直球表題ロボットアニメ -STRAIGHT TITLE-」は、人類が滅亡した後の地球で戦争を続ける軍事用ロボットたちの世界を舞台にした作品です。
3体の非戦闘用ロボットが、人間が持っていたという感情の一つである「笑い」について研究し、戦争を終わらせる方法を探すというストーリーです。
全編を3DCGソフトウェア「MikuMikuDance」で制作されており、シュールなギャグやモノボケが満載です。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : コメディ
原作 : アニメオリジナル
放送開始 : 2013年~
3つの楽しみポイント
①斬新な表現方法
このアニメは、3DCGソフトウェア「MikuMikuDance」を使って全編を制作しています。
これは、一般的なアニメーションとは異なる独特の雰囲気や動きを生み出しています。また、キャラクターの声は音声合成ソフトウェア「VOICEROID」を使用しており、人間の声優ではなく、ロボットらしい機械的な声で話しています。
これらの表現方法は、人類が滅亡した後のロボットたちの世界観にマッチしています。
②シュールなギャグ
このアニメは、ロボットたちが「笑い」について研究するという設定から、様々なギャグやモノボケを展開しています。
例えば、第1話では、ロボットたちが「笑い」とは何かを定義しようとするときに、「笑い=笑顔+音」という式を導き出し、それに従って笑顔を作りながら無意味な音を発するというシーンがあります。
また、第2話では、ロボットたちが「笑い」の種類を分類しようとするときに、「笑い=喜び+驚き」という式を導き出し、それに従って喜びと驚きの表情を交互に見せるというシーンがあります。これらのシーンは、ロボットたちが感情に疎いことや、人間の文化や常識に無頓着であることを示しており、視聴者に笑いを提供しています。
③戦争へのメッセージ
このアニメは、表面的にはコメディ作品ですが、裏には戦争への批判や平和への願いが込められています。
ロボットたちは、人間が滅亡した原因である戦争を続けることに意味があるのかと疑問を抱き始めます。また、戦闘用ロボットたちは、非戦闘用ロボットたちの「笑い」の研究に興味を持ち始めます。これらの展開は、戦争は無意味であり、笑いや感情は人間やロボットにとって大切なものであることを示唆しています。
このアニメは、戦争や暴力に対する反省や警鐘を鳴らすとともに、笑いや平和に対する希望や祈りを伝える作品です。
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視聴方法