今回、紹介したい映像作品は「デビルマン」
気になるあらすじ
ヒマラヤの山奥で、氷の中から復活した異形の存在が動き出します。
これは人類の歴史の遥か昔から眠り続けていた悪魔・デーモン族であり、地球を奪い返すために人間を抹殺しようとしています。
不動明は悪魔に憑依され、デビルマンとなります。
彼は人間界制圧の尖兵として日本に降り立ち、人間を倒す使命を持ちます。
不動明は美樹と出会い、彼女に心を奪われます。
デビルマンは美樹を守るため、人間を倒す使命を投げ捨ててデーモン族を裏切ることを決意します。
元々のアニメ制作のベースとなった「魔王ダンテ」はかなり衝撃的な作品であり、後のマジンガーZとデビルマンはその要素を分裂させて生まれた作品と言えます。
そのため、子供たちに見せれる様にかなりマイルドにした内容となっています。
私は世界線の分岐として「魔王ダンテ」からアニメ版とマンガ版にキレイに分かれたと解釈してその後の続編たちに繋がっていくのだと思いました。
もちろん、マンガ版で登場する敵たちも登場するのですが、すぐに退場していきます。
ラスト回がある意味二つある作品でもあります。
それが38話の「妖獣ドリムーン 月は地獄だ」と39話の「妖獣ゴッド 神の奇蹟」です。
妖獣ドリムーンはラスボスにふさわしく、ある意味一番マンガ版に近い被害を出したので正規のラストかと思っています。
妖獣ゴッドはデビルマンの元上司であり、神に近い力を持っています・・・魔王ゼノンより強いんじゃないかと思いました。が、結局倒されてしまうことや個人レベルの被害しかなく話はまだまだ続く感を出しているので打ち切りエンド感がすごいです。
このテレビ版にサタンが出てこないことから、魔王ダンテの世界線から純粋に世界創生された世界線がテレビ放送版デビルマンだと解釈しました。
そのほうが楽しいので。
そしてデビルマンクライベイビーという作品のテレビに本デビルマン映像が放送されているシーンがあることからテレビ放送でデビルマンが普通に放送されている世界線という解釈ではなく、クライベイビーの世界線にテレビ放送版の世界線の因子が混線した影響で映っていたのだと思います。
その影響があるため、クライベイビーの続編と考えているデビルマンGではヒロインである美樹ちゃんに変化を与えた。(どうなったのかは見てのお楽しみ)
テレビ放送版の重要性から観る価値が出たのではないでしょうか?
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : アクション
放送開始 : 1972年~
3つの楽しみポイント
①ヒーローものの展開
テレビアニメ版「デビルマン」は、一話完結のヒーローものとして構成されています。
主人公のデビルマンが毎回異なる敵と戦い、彼らを退治するストーリーが展開されます。
このスタイルは子供を中心に大ヒットしました。
② キャラクターデザインとアートスタイル
「デビルマン」は、独特のキャラクターデザインとアートスタイルで知られています。
主人公のデビルマンや悪魔たちの外見は、当時のアニメとは異なり、斬新で印象的でした。
③音楽とサウンドトラック
アニメの音楽は、緊迫感や戦闘シーンを盛り上げるために効果的に使用されています。
特にオープニングテーマ「デビルマンの歌」は、耳に残るメロディと歌詞で視聴者を引き込みました。
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視聴方法