今回、紹介したい映像作品・マンガは「魔王ダンテ」
気になるあらすじ
2002年に放送されたテレビアニメで、永井豪の漫画作品のリメイク版です。
主人公の宇津木涼は、悪魔崇拝者によって封印されていた魔王ダンテと融合してしまい、神と悪魔の戦いに巻き込まれていきます。
涼は自分が悪魔であることを受け入れられずに苦悩し、やがて神の戦士として選ばれた妹・沙織と対決することになります。
神と悪魔の立場を逆転させた視点や、衝撃的な展開が特徴的なファンタジーアニメです
私の勝手な考察により、本作から世界創生された世界がテレビ版デビルマンで、本作から二つに分岐した世界線がマンガ版デビルマンとマジンガーZであり、この時点で少なくとも3つに世界線が分岐したと考えています。
マジンガーZとデビルマンはすぐにバイオレンスジャックという作品により世界線が交わることでその後はデビルマン中心の世界線に生まれ変わっているのだと考えます。
そして、デビルマンの最終章であるデビルマンサーガで見せるロボット工学の進歩からマジンガーZの影響や悪魔の生物兵器要素である悪魔の鎧は合体し巨大な悪魔「ダンテ」となったものが影響したのだと考察しました。
あまり、詳しく書くと完全なるネタバレになりますのでこの辺りでおさえておきます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファンタジー
原作 : 週刊ぼくらマガジン
放送開始 : 2002年~
3つの楽しみポイント
①永井豪の原作に忠実なリメイク
永井豪の代表作『デビルマン』の原型となった作品であり、原作の雰囲気やストーリーを忠実に再現しています。
原作ファンや永井豪の作風が好きな人にはおすすめです。
②神と悪魔の逆転した視点
一般的には神は善で悪魔は悪というイメージがありますが、このアニメではその逆転した視点が描かれています。
神は人類を支配しようとするエネルギー生命体であり、悪魔は神に抵抗する先住人類の末裔です。
この視点から見ると、神と悪魔の戦いは正義と悪の戦いではなく、自由と支配の戦いとなります。このような視点が新鮮で興味深いと感じる人にはおすすめです。
③衝撃的な展開
このアニメは平和な日常から一転して、悪魔や神の存在に巻き込まれる涼の運命を描いています。
涼は自分が悪魔であることを受け入れられずに苦悩し、やがて神の戦士として選ばれた妹・沙織と対決することになります。
この展開は涼や沙織の心理描写や感情移入を深めるとともに、視聴者に衝撃を与えます。
衝撃的な展開が好きな人や、涼や沙織の運命に興味がある人にはおすすめです。
関連動画
視聴方法