今回、紹介したい映像作品は「ゴジラの逆襲」
気になるあらすじ
原子爆弾の影響で生まれた怪獣ゴジラは、東京を破壊した後、海に沈みました。
しかし、その後、別のゴジラが現れ、日本に再び脅威をもたらします。
一方、大阪にある漁業会社の社長・山根は、ゴジラの鱗片を持ち帰ろうとするパイロット・月岡と対立します。
月岡は、ゴジラの鱗片を科学者・芹沢博士に渡し、ゴジラの弱点を探ろうとします。
ゴジラは大阪に上陸し、市街地を破壊し始めます。
二匹の怪獣は、空襲で火に包まれた大阪城に向かっていきます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : アクション
主演 : 小泉博
再生時間 : 82分
3つの楽しみポイント
①怪獣同士の迫力ある戦闘シーン
ゴジラとアンギラスの対決は、日本の怪獣映画の歴史に残る名勝負です。
二匹の怪獣は、爪や牙、尾や火炎放射などを駆使して互いに攻撃します。
特に、大阪城での最終決着は、火の海に沈む怪獣たちの姿が印象的です。
②音楽の素晴らしさ
この映画の音楽は、日本の映画音楽の巨匠である伊福部昭が担当しました。
伊福部昭は、ゴジラのテーマ曲をはじめとして、多くの名曲を作りました。
この映画の音楽は、ゴジラやアンギラスの重厚な存在感や、人間の感情の変化を見事に表現しています。
特に、ゴジラが海に沈むシーンの音楽は、悲しみと敬意を感じさせます。
この映画の音楽は、映像とともに心に残る作品です。
③歴史的な背景
この映画は、1955年に公開されましたが、その前年の1954年には、日本とアメリカの間に日米安全保障条約が締結されました。
この条約は、日本の主権や安全を保障するとともに、アメリカの軍事基地の設置を認めるものでした。
この映画は、この条約に対する日本人の不安や反発を反映しています。
例えば、ゴジラがアメリカの軍事基地を破壊するシーンや、アメリカのジャーナリストがゴジラの情報を独占するシーンなどが、その例です。この映画は、日本の歴史的な背景を知る上で、興味深い作品です。
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視聴方法