今回、紹介したい映像作品は「キングコング対ゴジラ」
気になるあらすじ
日本のテレビ局は、視聴率を上げるために、南太平洋の島に住む伝説の巨猿キングコングを捕獲しようとする。
同じころ、アメリカの原子力潜水艦が北極海で氷山に衝突し、凍りついていたゴジラを目覚めさせる。
ゴジラは日本に向かって進み、途中でアメリカ軍や自衛隊と戦う。
キングコングはテレビ局の人間によって島から連れ出され、日本に運ばれるが、途中で船から脱走する。
キングコングとゴジラは、富士山の麓で遭遇し、激しい戦いを繰り広げる。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : アクション
主演 : 高島忠夫
再生時間 : 97分
3つの楽しみポイント
①怪獣の対決
この映画は、世界的に有名な二大怪獣、キングコングとゴジラが初めて激突する作品です。
二匹の巨大な姿や力強い動き、迫力ある戦闘シーンは、観る者を圧倒します。
特に、最後の富士山での決戦は、映画史に残る名場面として知られています。
②風刺とユーモア
この映画は、単なる怪獣映画ではなく、当時の社会やメディアを風刺した作品でもあります。
テレビ局の視聴率争いや、怪獣を利用しようとする人間の欲望や愚かさが、コミカルに描かれています。
また、キングコングが酒に酔ったり、ゴジラが電線に絡まったりするなど、怪獣たちもユーモラスな一面を見せてくれます。
③音楽と映像
この映画の音楽は、日本の映画音楽の巨匠、伊福部昭が担当しました。
伊福部昭は、ゴジラシリーズのほとんどの作品で音楽を作っており、ゴジラのテーマ曲は彼の代表作です。
この映画では、キングコングとゴジラのそれぞれのテーマ曲が対照的に使われており、怪獣の個性や感情を表現しています。
また、この映画の映像は、特撮の第一人者、円谷英二が手がけました。
円谷英二は、ゴジラシリーズやウルトラマンシリーズなど、多くの特撮作品を生み出した人物です。
この映画では、怪獣の造形や動き、背景や小道具など、細部にわたって工夫された映像が見られます。
関連動画
視聴方法