今回、紹介したい映像作品は「スピードグラファー」
気になるあらすじ
写真家の刹那と少女神楽の物語を描いています。
刹那は、裏社会の秘密結社「リティス」のパーティーに潜入し、そこで神楽と出会います。
神楽は、リティスのリーダーである結城の妹で、彼によって監禁されていました。
刹那は神楽を救出しようとしますが、その際に結城に撃たれます。
しかし、刹那は死なずに、神楽の力によって「エウプホリア」と呼ばれる特殊な能力を得ます。
エウプホリアとは、刹那が撮影したものを破壊する力で、刹那の欲望に応じて発動します。
刹那と神楽は、リティスの追跡を逃れながら、結城の野望を阻止しようとするのですが、彼らの前にはさまざまな敵や障害が立ちはだかります。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : クセ強アニメ
原作 : オリジナルアニメ
放送開始 : 2005年~
3つの楽しみポイント
①登場人物の魅力
アニメ「スピードグラファー」には、個性的で魅力的な登場人物がたくさん登場します。
主人公の刹那は、戦場で写真を撮っていた元戦場カメラマンで、神楽と出会ってからは彼女を守るために奮闘します。
神楽は、結城の妹であり、エウプホリアの能力を持つ少女です。
彼女は、刹那に救われてからは彼に惹かれていきます。
結城は、リティスのリーダーであり、世界を支配しようとする野心家です。
彼は、神楽を利用して自分の計画を実行しようとします。
このほかにも、刹那と神楽の仲間や敵となる人物たちが、それぞれに背景や動機を持って登場します。
彼らの関係や感情の変化が、ストーリーに深みを与えています。
②世界観の独創性
アニメ「スピードグラファ」の舞台は、近未来の日本です。
この世界では、経済や政治が崩壊し、裏社会の組織が暗躍しています。
リティスは、その中でも最も強力な結社であり、結城の指揮のもと、さまざまな犯罪や陰謀を企てています。
リティスのメンバーは、神楽の力によってエウプホリアと呼ばれる特殊な能力を得ており、それぞれに異常な欲望を満たそうとします。
エウプホリアの能力は、写真を撮ることで発動するもので、その内容は、人を凍らせる、爆発させる、操る、など様々です。
このように、アニメ「スピードグラファ」は、写真と欲望をテーマにした独創的な世界観を展開しています。
③音楽の素晴らしさ
アニメ「スピードグラファー」の音楽は、作曲家の岩崎琢が担当しています。
岩崎琢は、アニメやゲームの音楽を多数手がけており、その作風は、オーケストラやロック、エレクトロニカなど多彩です。
アニメ「スピードグラファ」の音楽は、その多彩さを発揮しており、シーンや登場人物の雰囲気に合わせて、様々な楽曲が流れます。
特に、オープニングテーマの「Girls on Film」は、イギリスのロックバンドDuran Duranのカバーで、アニメのテーマにぴったりの曲です。
エンディングテーマの「Break the Cocoon」は、歌手のYoricoが歌っており、神楽の心情を表現した感動的な曲です。
このほかにも、挿入歌や劇中音楽も素晴らしく、アニメの世界観を盛り上げています。
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視聴方法