今回、紹介したい映像作品は「機動武闘伝Gガンダム」
気になるあらすじ
未来世紀――荒廃しつつある地球を捨てた人類は、宇宙にスペースコロニー国家を作り生活していた。
各国では宇宙での大規模な戦争を避けるため、ガンダムファイトと称し、地球をリングに各国の代表としてガンダム同士を闘わせ、優勝した国にその後4年間の主導権を与える制度を発案する。
そして未来世紀60年、ガンダムファイト第13回大会が開催されようとしていた。
自己再生能力を持つデビルガンダムとともに逃亡した兄キョウジを追うドモン・カッシュは、クルーのレイン・ミカムラとともに各地をさまよいながら、ネオジャパン代表のガンダムファイターとしてガンダムファイトを続けていた。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ロボット
原作 : オリジナル
放送開始 : 1994年~
3つの楽しみポイント
①ガンダムシリーズの中でも異色の作品であり、各国を代表する格闘家がガンダムを用いて世界の覇権を争うという設定
従来のガンダム作品とは一線を画す熱いバトルシーンが展開されます。
ガンダムは格闘技の技をそのまま再現することができ、ドモンの「爆熱ゴッドフィンガー」やマスターの「闇王裂波」など、印象的な必殺技が多数登場します。
また、各国のガンダムはその国の特徴やステレオタイプを反映したデザインになっており、ネオアメリカの自由の女神型ガンダムやネオフランスの騎士型ガンダムなど、個性豊かなキャラクターが揃っています。
②ドモンとレインの恋愛物語
ドモンは幼馴染であるレインと共に地球へやってきますが、当初はレインを単なるパートナーとしか見ていません。
しかし、次第にレインの優しさや美しさに惹かれていくようになります。 一方、レインはドモンに対して淡い恋心を抱いていますが、ドモンが兄キョウジや師匠マスターとの因縁に苦しむ姿を見て心配しています。 二人は様々な試練や誤解を乗り越えて、最終的には互いの想いを確かめ合います。
二人の関係は本作の重要なテーマであり、視聴者の感動を誘います。
③新人類の未来に対するメッセージ性
本作では地球は荒廃し、人類は宇宙にスペースコロニー国家を作り生活しています。
各国では宇宙での大規模な戦争を避けるため、ガンダムファイトという制度を発案していますが、それでも地球やコロニーは破壊されていきます。
また、デビルガンダムという自己再生能力を持つ脅威が現れ、人類を滅ぼそうとします。 ドモンたちはデビルガンダムと戦う中で、人類の愚かさや偏見に直面しますが、同時に人類の可能性や希望にも触れます。
最終的にはドモンたちの力と想いが宇宙すら飲み込もうとするデビルガンダムを打ち破り、地球に平和が戻ります。 本作は人類が自らの過ちから学び、和解し、未来へ進むことを訴えています 。
関連動画
視聴方法