今回、紹介したい映像作品は「からくり剣豪伝ムサシロード」
気になるあらすじ
このアニメは、人間とからくり人と呼ばれるロボット型の生命が共に暮らす戦国時代のジパング国を舞台にしています。
主人公は、国一番のからくり武芸者を目指すムサシというからくり人です。ムサシは、剣聖ボクデンに弟子入りして剣の修行をした後、エドトピアで開催されるジパング武芸大会に参加することになります。
そこで、永遠のライバルとなるコジローや将軍の孫娘センヒメと出会い、友情や恋愛を経験しながら成長していきます。
しかし、ジパング国には悪のからくり武芸者ハンゾウが暗躍しており、彼はシラヌイ一族や六道魔王と手を組んで幕府を倒そうと企んでいます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファンタジー
原作 : 穴久保 幸作さんのマンガ
放送開始 : 1990年~
3つの楽しみポイント
①ロボットと人間が共存する戦国時代のジパング国という独特の世界観
主人公のムサシは、からくり人と呼ばれるロボット型の生命体で、ジパング一のからくり武芸者を目指して旅をします。
彼が出会う人々や敵は、歴史上の有名な人物や伝説の存在にちなんだ名前や特徴を持っています。
例えば、ムサシのライバルであるコジローは、モノホシザオという長い刀を使い、センヒメは将軍イエヤスの孫娘で、ハンゾウは悪のからくり武芸者で、六道魔王は巨大なメカを操るなどです。
このように、日本の歴史や文化に関する要素が多く盛り込まれており、教養も身につきます。
②ムサシと仲間たちの成長と冒険
ムサシは、剣聖ボクデンに弟子入りして剣の修行をしたり、エドトピアで開催されるジパング武芸大会に参加したり、様々な地方でハンゾウやシラヌイ一族などの敵と戦ったりします。
その過程で、伝説の刀や鎧を手に入れたり、二天一流という独自の剣法を編み出したりします。また、ムサシと関わりの深いコジローやセンヒメやオツルなどもそれぞれに変化や成長があります。
彼らの人間関係も見どころのひとつです。
③コミカルな場面や感動的な場面が多いこと
この作品は、アクションやバトルだけでなく、コメディや恋愛もあります。
ムサシがいたずらしたり、食べ物に目がなかったり、センヒメに惚れられたりする場面は笑えますし、ムサシが仲間や恋人と別れたり、敵と和解したりする場面は泣けます。また、音楽も素晴らしく、劇伴は川井憲次さんが手掛けています。
主題歌は「風に乗って」(歌:森口博子)と「夢色チェイサー」(歌:森口博子・影山ヒロノブ)で、どちらも感動的な曲調と歌詞が物語にぴったり合っています 。
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視聴方法