今回、紹介したいゲーム作品は「サイレントヒル2」
気になるゲーム内容
ジェイムス・サンダーランドは、3年前に死んだはずの妻メアリーから「思い出のあの場所であなたを待っている」という手紙を受け取ります。半信半疑ながら、彼女と再会しようと、かつて新婚旅行に訪れた観光地サイレントヒルを訪れます。しかし、町は深い霧に包まれ、おぞましいクリーチャーが徘徊するゴーストタウンと化しています。
ジェイムスは、妻との思い出の場所であるレイクサイドホテルを目指しますが、その途中で自分の記憶や罪に直面していきます。ジェイムスは、メアリーと瓜二つな女性マリアや、不可解な言動を見せる他の来訪者たちと出会いながら、町の秘密や自分の真実を探っていきます。
知りたいゲームジャンル
ジャンル : ホラー
PlayStation2 :2001年
3つの楽しみポイント
①ジェイムスの心理描写
このゲームは、ジェイムスがサイレントヒルで自分の記憶や罪に直面していく様子を描いています。彼は、妻メアリーを愛していたが、彼女が病気になってからは苦しみと罪悪感に苛まれていました。彼は、メアリーからの手紙を受け取って町に来たが、実は彼自身がメアリーを殺したことを忘れていたのです。彼は、町で出会うマリアや他の来訪者たちとの関係や、町の怪物や謎によって、自分の真実に近づいていきます。このゲームは、ジェイムスの心理状態や感情を深く掘り下げた作品です。
②サウンド
このゲームのサウンドは、秋元康一という作曲家が担当しています。彼は、町の雰囲気に合わせて、不協和音やノイズ、歌声などを使って、恐怖感や緊張感を高める音楽を作りました。特に、町のテーマ曲である「テーマ・オブ・ローラ」や、最後のボス戦で流れる「プロミス」などは、ゲームの印象に深く残る曲です。また、怪物の鳴き声や足音なども効果的に使われており、プレイヤーの不安感を煽ります。
③グラフィック
このゲームのグラフィックは、当時としては非常に高い水準でした。霧や暗闇によって視界が制限されることで、プレイヤーの想像力を刺激しました。また、町の風景や建物、服装などが当時のアメリカの文化や歴史を反映しています。さらに、怪物のデザインも独創的であり、ジェイムスの心理状態や罪を象徴するような形態や動きをしていました。
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