今回、紹介したい映像作品は「あらしのよるに」
気になるあらすじ
嵐の夜に同じ山小屋に避難したヤギのメイとオオカミのガブは、暗闇でお互いの姿が見えず、風邪気味で鼻も効かなかったため、お互いが宿敵同士であると知らずに友だちになります。夜通し語り合った後、「あらしのよるに」という合言葉をもとに、翌日再び会うことを約束して別れます。
翌日、2匹は互いの意外な正体を知ることになりますが、喰う者(オオカミ)と喰われる者(ヤギ)の関係を超えて、2匹は「ひみつのともだち」となります。しかしそれは、互いの種族にとって、決して許すことのできない禁断の友情でした。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファミリー
原作 : きむらゆういちさんの絵本シリーズ
放送開始 : 2005年~
3つの楽しみポイント
①喰う者と喰われる者の禁断の友情を描いたストーリーが感動的
メイとガブは、お互いが宿敵であることを知りながらも、友だちでありたいという強い想いで結ばれます。しかし、それは周囲の理解を得られないことで、2匹は様々な困難に直面します。2匹の友情は、自分たちの種族や自然の摂理に挑むことになりますが、それでも2匹は互いを信じて助け合います。2匹の純真な心や切ない運命が心に響きます。
②美しい自然風景や個性豊かな動物たちが楽しい
この映画は、アラスカの雄大な自然や動物たちの生態をリアルに描いています。嵐の夜や雪山の冒険など、迫力あるシーンが多くあります。また、メイとガブ以外にも、様々な動物たちが登場します。例えば、メイの友だちであるヤギ(タプ)や、ガブの仲間であるオオカミ(バリー)などです。彼らはメイとガブの関係に影響を与える重要な役割を果たしますが、時にはコミカルな一面も見せます。
この映画では、フィル・コリンズが主題歌「No Way Out」や挿入歌「On My Way」などを歌っています。 また、ティナ・ターナーがエンディング曲「Great Spirits」を歌っています。 これらの音楽は、メイとガブの友情や感情を表現する力強くも美しい歌声で、映画の世界観を盛り上げています。
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視聴方法