今回、紹介したい映像作品は「大怪獣ガメラ」
気になるあらすじ
日高教授と調査隊は、アトランティスにいた伝説の亀の調査のため、北極圏のエスキモー部落を訪れていました。
その上空で、国籍不明機が飛行していきます。
アメリカ軍は追跡を試みますが、交戦状態に陥り、国籍不明機は撃墜されます。
この国籍不明機には核爆弾が積まれており、その爆発によって、氷の下で眠っていた大怪獣ガメラが目覚めるのです。
ガメラは北海道襟裳岬に上陸し、灯台をなぎ倒します。
動物学者の日高教授は、ガメラが伝説の亀であると確信し、ガメラ撃退の作戦を立てます。
自衛隊は攻撃を試みますが、通用しないことが分かります。
予算の関係により、白黒映画になっているのですがそれが現代ではいいアクセントになっています。
ゴジラ作品も同じ年に怪獣大戦争という作品を放映しており、強敵だったと思います。
しかし、初代ゴジラと違い一方的な悪として排除される存在ではない印象を受けるストーリーとなっており、初代ガメラから平和的な存在にも観えました・・・問題はガメラのサイズが大きくエネルギー源がほしくて移動していることで町がめちゃくちゃになっちゃうところですね。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : アクション
主演 : 船越英二
再生時間 : 78分
3つの楽しみポイント
①ガメラのキャラクター
ガメラは巨大なカメで、グルグル回転しながら空を飛ぶ姿は今でもインパクトがあります。
人類との対決で、おかしな作戦が次々登場します。
特に「カメは自力では元に戻れない。あとは餓死するのを待てばよい」と対策チームが喜ぶ場面は抱腹絶倒です。
② 特撮技術と怪獣デザイン
大映は怪獣映画の制作経験がなかったため、試行錯誤が透けて見えます。
ガメラの特撮シーンやプロポーションは、当時の技術を駆使して描かれました。
③愛される昭和ガメラ
シリーズ第1作としては出来が良くないとされていますが、ガメラのキャラクターが成功を支えました。
カメが飛ぶという着想が優れていたこともあり、今でも愛されています。
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視聴方法