今回、紹介したい映像作品は「氷菓」
気になるあらすじ
省エネを信条とする高校一年生の折木奉太郎は、姉の命令で廃部寸前の古典部に入部することになります。そこで出会ったのは、好奇心旺盛な名家の令嬢・千反田えるです。千反田は、古典部に入部した理由があると言いますが、それは何なのでしょうか?折木は、千反田の依頼を受けて、彼女の叔父との思い出に関する謎を解くことになります。その謎は、古典部がかつて作った文集『氷菓』に隠されていました。『氷菓』には、45年前に起きた事件の真相が書かれていたのです。
折木と千反田は、その他にも様々な謎に遭遇します。例えば、映画研究部が作った密室殺人映画のトリックや、文化祭で起きた放火事件の犯人などです。折木は、自称データベースの福部里志や漫画家志望の伊原摩耶花と共に、その謎を解き明かしていきます。しかし、折木は本当に謎解きが好きなのでしょうか?彼は自分の省エネ主義に疑問を持ち始めます。そして、千反田との関係も変化していきます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ミステリー
原作 : 米澤穂信さんの小説
放送開始 : 2012年~
3つの楽しみポイント
①日常に潜む謎を青春学園ミステリーとして描いたストーリー
アニメは、廃部寸前の古典部に入部した折木奉太郎と千反田えるが、様々な謎に挑んでいく物語です。謎は、古典部がかつて作った文集『氷菓』に隠された45年前の事件や、映画研究部が作った密室殺人映画のトリックなど、日常に潜んでいます。折木と千反田は、データベースの福部里志や漫画家志望の伊原摩耶花と共に、その謎を解き明かしていきます。ストーリーは、軽妙な掛け合いや推理が楽しめるだけでなく、折木や千反田の成長や感情も描かれています。
②京都アニメーションの美しい作画
アニメは、京都アニメーションが制作しており、美しい作画が魅力です。キャラクターの表情や動きは滑らかで豊かであり、感情や個性を表現しています。背景や風景も緻密で鮮やかであり、季節や時間帯によって変化します。特に雪景色や桜のシーンは美しく印象的です。色彩や光も効果的に使われており、雰囲気をより引き立てています。
③原作小説に忠実でありながらも独自の演出や追加シーンがあるアニメ化
アニメは、米澤穂信の小説を原作としていますが、原作に忠実でありながらも独自の演出や追加シーンがあります。例えば、第1話では原作では語られなかった折木と千反田の出会いが描かれています。また、第11.5話ではオリジナルエピソードとして水着回があります。さらに、最終話では原作では省略されたエピローグが描かれています。アニメは原作ファンにも新規ファンにも楽しめる作品です。
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視聴方法