今回、紹介したい映像作品は「HELLSING」
気になるあらすじ
20世紀末のイギリスで、吸血鬼やその他の化物と戦う王立国教騎士団「ヘルシング機関」が活動しています。
ヘルシング機関のトップであるインテグラ・ヘルシングは、吸血鬼でありながら吸血鬼を狩る最強の存在、アーカードを使役しています。
ある日、アーカードは吸血鬼に襲われた婦警のセラス・ヴィクトリアを助けるために、彼女に自分の血を与えます。
これにより、セラスはアーカードの下僕となる吸血鬼となり、ヘルシング機関に所属することになります。
ヘルシング機関は、吸血鬼や人造吸血鬼を生み出す謎の組織や、カトリック教会の特殊部隊「イスカリオテ機関」などの敵と対峙します。
イスカリオテ機関の切り札であるアレキサンダー・アンデルセン神父は、アーカードと因縁のライバルとなります。
また、ヘルシング機関には、老執事のウォルター・C・ドルネーズや、傭兵部隊「ワイルドギース」の隊長であるパイプ・ベルナドットなどの仲間がいます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : よろしい、ならば戦争だ
原作 : 平野耕太さんのマンガ
放送開始 : 2001年~
3つの楽しみポイント
①最強&最凶のダークヒーロー、アーカード
アーカードは、吸血鬼でありながら吸血鬼を狩るヘルシング機関の使役者で、その圧倒的な力とカリスマ性で物語を引っ張ります。
自分の中に無数の亡者の魂を宿し、その力を解放することで敵を圧倒します。
しかし、その正体は、かつて人類の敵として恐れられた伝説の吸血鬼、ドラキュラであることが明かされます。
アーカードは、自分の存在意義や運命について悩みながらも、自分の主であるインテグラや仲間であるセラスを守るために戦います。
アーカードの戦闘シーンは、痛快無比&スプラッターホラーなバトルアクションとして楽しめます。
②様々な敵との対決
アニメ「HELLSING」では、ヘルシング機関が、吸血鬼や人造吸血鬼を生み出す謎の組織「ミレニアム」や、カトリック教会の特殊部隊「イスカリオテ機関」などの敵と対峙します。
ミレニアムは、第二次世界大戦でナチスによって作られた人造吸血鬼の軍団で、イギリスに侵攻してヘルシング機関と激突します。
イスカリオテ機関は、異端とみなした吸血鬼やヘルシング機関と敵対し、アーカードと因縁のライバルであるアレキサンダー・アンデルセン神父が登場します。
これらの敵との対決は、それぞれの思想や信念、野望などがぶつかり合い、緊張感や興奮を味わえます。
③オリジナルのストーリー
アニメ「HELLSING」は、原作漫画とは異なるオリジナルのストーリーが展開されます。
原作漫画は、第3部「スターダストクルセイダース」までしか完結していなかったため、アニメでは第4部「ダイヤモンドは砕けない」以降のストーリーを独自に描きました。
アニメの最後では、ヘルシング機関の本部が襲撃され、インテグラは円卓会議のメンバーであるリチャードによって銃撃されます。
しかし、アーカードが駆けつけてリチャードを倒し、インテグラを救います。
一方、セラスはヘルシング機関の地下に潜入した怪物・インコグニートと戦います。インコグニートはアーカードと同じく、ヘルシング家に仕える吸血鬼であることが判明します。
アーカードとインコグニートは激しい戦闘を繰り広げますが、最終的にアーカードが勝利します。
しかし、インコグニートは死の間際にアーカードを別の次元に引きずり込もうとします。
アーカードはセラスの助けを借りて脱出しますが、その際に自分の中にある無数の亡者の声を聞きます。アーカードは自分の正体について考えるのでした。
このオリジナルのストーリーは、原作漫画とは違った見方ができるという魅力があります。
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視聴方法