今回、紹介したい映像作品・マンガは「ドロヘドロ」
気になるあらすじ
魔法使いによって頭をトカゲに変えられ、記憶を失った男・カイマンは、自分の本当の顔と過去を取り戻すために、魔法使いを狩っていく。カイマンの口の中には謎の男が存在し、彼がカイマンに魔法をかけた犯人を教えてくれると信じている。カイマンの相棒であるニカイドウは、定食屋を経営しながら、カイマンの魔法使い狩りを手伝う。しかし、ニカイドウは実は希少な「時を操る魔法」を持つ魔法使いであり、その魔法を狙う者たちから逃れるためにホールで暮らしていた。カイマンとニカイドウは、魔法使いの世界とホールを行き来しながら、様々な事件や陰謀に巻き込まれていく。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファンタジー
原作 : 林田球さんのマンガ
放送開始 : 2020年~
3つの楽しみポイント
①独特な世界観とストーリー
魔法使いと人間が暮らす二つの世界を舞台に、魔法によって頭をトカゲに変えられた主人公カイマンが、自分の本当の顔と記憶を取り戻すために魔法使いを狩るダーク・ファンタジー作品です。
物語は最初は分かりにくいですが、徐々に謎が解き明かされていき、主人公以外のキャラクター達の物語も同時進行で繰り広げられる群像劇に発展していきます。
魔法使いの世界とホールの世界はそれぞれ異なる文化や風景を持ち、その対比や交流が見どころの一つです。
②魅力的なキャラクターとブラックユーモア
登場するキャラクターは個性的で魅力的であり、多くがホラーテイストの覆面マスクを被っています。
殺し殺され、虐げられ、憎みあっている絶望的な世界なのに、キャラクター達は基本的に底なしに明るく感じられます。
ダークでグロテスクな作風に、剽軽なキャラクターとブラックな笑いをちりばめることで独特のユーモアさを醸し出しています。
③書き込まれた絵柄と音楽
作者の林田球先生の絵柄は、書き込み、イラストの配色などとても特徴的でかつ高品質です。
単行本各巻の表紙や、本編の中でも特に書き込まれたコマなどは何度見直しても見入ってしまうほどに格好いいです。
アニメ版では、音楽も作品の雰囲気に合わせて暴力的で重厚なサウンドが多用されており、作品の迫力を高めています。
関連動画
視聴方法