今回、紹介したい映像作品は「SAW」
気になるあらすじ
物語は、廃墟と化した浴室で目覚めた2人の男が、足に鎖で繋がれているところから始まる。
2人の男は、アダムとローレンスという名前で、互いに面識はない。
浴室の中央には、血まみれで拳銃を握った死体が横たわっている。
2人の男は、テープレコーダーやビデオカメラなどの手がかりから、自分たちが「ジグソウ」という名前の連続殺人犯の罠にかかったことを知る。
ジグソウは、自分の犠牲者に選んだ人間に対して、生きるか死ぬかを選ばせる残酷なゲームを仕掛ける。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ホラー・サスペンス
主演 : キャリー・エルウィスとリー・ワネル
再生時間 : 103分
3つの楽しみポイント
①ジグソウという独創的な殺人犯のキャラクターとその罠
この映画は、ジグソウという名前の連続殺人犯が仕掛ける残酷なゲームを描いていますが、ジグソウ自身は直接人を殺しません。 彼は自分の犠牲者に選んだ人間に対して、生きるか死ぬかを選ばせるという罠を仕掛けます。 その罠は、犠牲者の罪や弱点に関連しており、彼らに自分の生き方や価値観を見直させることを目的としています。 例えば、第1作では、自殺未遂を繰り返す女性には毒ガスが充満する部屋から脱出するために自分の胃を切り開くという罠が仕掛けられます。 このように、ジグソウの罠は、観る者に恐怖や衝撃を与えるだけでなく、彼の twisted(ねじれた) な正義感や哲学も感じさせます。
②衝撃的なラストシーン
この映画は、最後に観る者の心を揺さぶる驚愕の展開が待っています。 第1作では、主人公のローレンスが自分の足を切断して浴室から脱出するという血まみれのシーンがありますが、それだけでは終わりません。 浴室に残ったアダムが死んでいなかったことや、浴室の中央に横たわっていた死体が実はジグソウ本人であったことが明らかになります。 ジグソウは「ゲームオーバー」と言って浴室のドアを閉めてしまい、アダムは絶望的な状況に置かれます。 このラストシーンは、観る者に衝撃と絶望を与えますが、同時にジグソウの計画やアダムとローレンスの運命に対する深い感情移入も生み出します。
③巧妙なトリックや伏線
この映画は、ジグソウの罠や正体だけでなく、登場人物や事件の関係性などにも様々なトリックや伏線が隠されています。 例えば、第1作では、ローレンスが浴室で見つけた写真が実はアダムが撮ったものであったことや、ローレンスの家族を襲った男が実はジグソウの手下であったことなどがあります。 これらのトリックや伏線は、映画の最後に明かされることで、観る者に驚きや納得を与えます。 また、これらのトリックや伏線は、シリーズの後編にも繋がっており、映画全体のストーリーの複雑さや奥深さを感じさせます。
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