今回、紹介したい映像作品は「モンスターズ・インク」
気になるあらすじ
アニメ「モンスターズ・インク」は、モンスターたちが暮らす世界で、人間の子供の悲鳴をエネルギーに変える会社「モンスターズ・インク」を舞台にした物語です。主人公は、毛むくじゃらの青いモンスターで怖がらせ屋のサリーと、緑色のひとつ目モンスターで彼の相棒のマイクです。ふたりは会社のトップコンビとして活躍していますが、ある日、人間の子供の部屋へ通じるドアから女の子のブーがモンスターの世界に入ってきてしまいます。人間の子供はモンスターにとって危険な存在とされており、サリーとマイクはブーを人間の世界に戻そうとしますが、さまざまなトラブルに巻き込まれていきます。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファンタジー
原作 : オリジナル
放送開始 : 2002年~
3つの楽しみポイント
①ユニークで魅力的なモンスターたち
このアニメには様々な形や色や大きさのモンスターたちが登場します。彼らは人間の子供たちを怖がらせることでエネルギーを生み出していますが、実は子供たちに触れることができないほど臆病で優しい性格です。主人公のサリーとマイクは仲良しのコンビであり、サリーは毛むくじゃらで青い巨大なモンスターであり、マイクは緑色のひとつ目で小さなモンスターです。ふたりは会社のトップ怖がらせ屋として活躍していますが、人間の子供のブーに出会ってからは彼女を守るために奮闘します。他にもランドールやウォーターヌースなどの悪役や、ロズやイエティなどの個性的なキャラクターたちが登場します。モンスターたちのデザインや動きや声はとても工夫されており、見ているだけで楽しくなります。
②バリエーション豊かな闇のゲーム
このアニメはモンスターたちが暮らす世界と人間の子供たちが暮らす世界を結ぶドアを通じて展開されるストーリーです。サリーとマイクはブーを人間の世界に戻そうとしますが、その過程でさまざまなトラブルに巻き込まれます。その中には追跡劇やカーチェイスや工場内でのアクションなどのスリリングなシーンや、ドアを使ったコミカルなシーンや、ブーのかわいらしい仕草や言葉などの笑えるシーンがあります。また、サリーとブーの関係は最初は敵対的でしたが、次第に親子のように仲良くなっていきます。サリーはブーに「キティ」と呼ばれて愛情を感じますが、ブーを人間の世界に送り返すことを決意します。その別れのシーンはとても感動的です。しかし、最後にはマイクがブーのドアを再び作り直し、サリーはブーに再会することができます。このアニメはモンスターと人間の子供という異種間の友情や愛情を描いており、心温まるメッセージが伝わってきます。
③美しい映像と音楽
このアニメはピクサーアニメーションスタジオが制作したものであり、その映像技術は高く評価されています。特にサリーの毛並みやブーの髪型や服装などの細部まで表現されたキャラクターの造形や、ドア工場内で繰り広げられる複雑な動きや光や影などの演出は見事です。また、このアニメの音楽はランディ・ニューマンが担当しており、オープニングの「If I Didn’t Have You」やエンディングの「Monsters, Inc.」などの楽曲はとてもキャッチーで印象的です。映像と音楽が絶妙にマッチしており、このアニメの世界観を引き立てています。
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視聴方法