今回、紹介したい映像作品は「刀語」
気になるあらすじ
150年前、天才的な刀鍛冶・四季崎記紀が千本の刀を作りましたが、その中でも最も完成度の高い12本は「変体刀」と呼ばれる特殊な能力を持つ刀でした。その変体刀を手に入れれば世界を支配できると言われましたが、その所在や所有者は不明でした。
尾張幕府の奇策士・とがめは、幕府から変体刀の収集を命じられます。彼は変体刀を集めるために、島流し先の不承島で暮らす虚刀流七代目当主・鑢七花に協力を求めます。七花は刀を使えない剣士でしたが、とがめの言葉に惹かれて旅に出ることになります。
二人は全国各地を巡りながら、変体刀の所持者や、変体刀を狙う真庭忍軍と戦っていきます。その過程で、二人はさまざまな人々と出会い、友情や恋愛や敵対や裏切りなどを経験していきます。そして、変体刀の秘密や、四季崎記紀の真意や、自分たちの運命にも直面していくことになります。
知りたい映像作品ジャンル
ジャンル : ファンタジー
放送開始 : 2010年~
3つの楽しみポイント
①変体刀の設定
変体刀はそれぞれ一つの能力に特化した奇妙な形や性質を持つ刀で、その能力は常識を超えたものもあります。例えば、「千刀・ツルギ」は無数の小さな刃から構成されており、「雪鬼・ナマクラ」は柔らかくて斬れない代わりに衝撃波を発することができます。変体刀の能力や使い方は毎話違っており、想像力豊かで面白いです。
②キャラクターの掛け合い
西尾維新作品らしく、キャラクターたちの会話は軽妙でユーモラスで、時にはシリアスで感動的です。特に七花ととがめの掛け合いは、二人の性格や感情がよく表れており、親密さや信頼感が伝わってきます。また、敵味方を問わず、キャラクターたちの言葉には意味や伏線が隠されており、物語の展開に影響していきます。
③ストーリーの展開
12話で12本の変体刀を集めるというシンプルな目的のもと、物語は次々と驚きや衝撃を与えていきます。変体刀の所持者や真庭忍軍との戦闘は緊張感があり、勝敗や生死も予想できません。また、変体刀の秘密や四季崎記紀の真意や七花ととがめの運命など、物語の核心に迫る展開もあります。最終話では感動的な結末が待っています。
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視聴方法